買い物をしているときはそっとしておいて欲しい。

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これは人それぞれだと思うのですが、私の場合、買い物をするときには自由にのびのびとさせて欲しいなというのが一番の願いです。

「たくさんあるものの中から自分の意思で自由に物を選ぶ」というところに買い物の楽しさがあるので、こちらが望んでいないのに「これがいいですよ。」と次から次へと商品をすすめられたり、「予算はおいくらですか?」と聞かれたり、購入するまで店内をぴったりとついて回られるというのはとてもストレスになるんです。

 

お店に立ち寄るときというのは、「今日は買うぞ!」と意気込んで行くときばかりではありません。

たまたま時間があったので、ぶらりと立ち寄っただけという日もあります。

そんなときに「予算はおいくらですか?」と聞かれると的外れというか…今後の買い物の参考に見ているだけではいけないのかなと感じてしまうのです。

そしてこの状態のときに無理に押し切られるような形で購入した場合、売った側はどうかわかりませんが、買った側からするともやもやが残ります。

そして、もうここでは買い物をしたくないと思ってしまうんですね。

 

でもどんな経緯であれ、買うと決めたのは自分です。

後になって人のせいにするのはちょっと違うし、そういうのは好きではありません。

 

だからこういった状態にならないよう、店員さんが近づいてきたときにはすぐさま違う場所へ移動したり、「大丈夫です。結構です。」とやんわり断る訳ですが、こうなってくると落ち着いて商品を見ることもできません。

今はネットで購入する人たちも増え、昔と比べるとなかなか物が売れなくなっていると思います(こういうことの煩わしさがネットで購入する理由の1つになっているとも考えられなくはありません。)。

そう考えると店員さんには店員さんにしかわからない苦労もあり、大変だろうと思います。

ノルマがあるのかもしれない…そう考えると私も複雑な気持ちになったりはします。

でもぴったりとお客さんにくっつくことで、購入してもらえるかもしれないチャンスを自ら逃しているような気がしてならないのです。

 

そもそもなぜこのような話を書くことになったのかというと、先日出かけたとあるデパートでこのようなことがあったからです。

このときはお客さんの数はまばらでしたが、狭いフロアに3~4人の店員さんがいらっしゃったのでお客さんの争奪戦のような状態になったんですね。

フロアに足を踏み入れた瞬間から、その中では一番年上らしい50歳後半くらいの店員さんが私たちのそばを片時も離れません。

「これがいい。」「似合うわよ。」「これにしたら?」とひたすら勧めてきます。

好みがかけ離れているのとあまりの強引さに嫌気をさした私たちが他の店員さんの方へ助けを求めるように逃げたところ、商品を持ちながら追いかけるようにやってきて「このお客さんは『これ』か『これ』にするって言ってるから!」と強いひと言。

「この人たちは私のお客さんだから!」とアピールしていたのか何なのかわかりませんが、ちょっと怖くなりました。

自分たちのペースでゆっくりと買い物をしたい。

それだけだったのに、こうなってくると楽しいはずの買い物が全く楽しくありません。

 

こういった経験から理想的なのはどんな応対の仕方かなと考えてみると、私にとっての理想は「お客さんが本当に困っているときにプロとしてわかりやすいアドバイスをしてくれること。」です。

それまでは、ただそっと見守っていてくれればそれでいいんです。

店内に入ってくるお客さん全員に対し、「何かお困りですか?」はまずありません。

自分で決められるお客さんはそっと見守り、本当に困っているお客さんに対しては的確なアドバイスをする。

それもむやみに高いものを勧めるのではなく、押しつけるのでもなく、目的に合ったものをいくつか紹介し、最後はお客さん自身に決めさせてあげる。

これだけで十分な気がします。

 

いつ、どの角度から聞かれるかわからないお客さんからの質問に対し、すぐさま「的確なアドバイス」ができる店員さんに出会うと、この店員さんは普段から勉強されているんだなと感じます。

また、お客さんの目的に合わないものは絶対に勧めない店員さんに出会うと、困ったときにはここで相談しようと思います。

また行きたいと思うのはこういった店員さんのいるお店です。

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お題「これって私だけ?」